加速度がつく投資熱
通産省の外部団体である余暇開発センターがまとめた、1989年2月のリゾート投資額予測を見てみました。
それによれば、リゾート法関連でのリゾート投資は、既知の府県データからみて、1県の平均規模は2500億円であり、それに47をかけると、リゾートへの直接の投資だけで12兆円弱だと想定されています。
しかし、1年たって、全国のリゾート投資予測総額はどんどん水増しされているのです。
余暇開発センターの少しは抑制された投資予測値レベルですら、宿泊施設についてはすでに供給過剰は明らかで、経営上の危険性への警戒信号が点滅していました。
しかしながら、同センターのレポートでは、ゴルフ場の将来市場予測については、2000年に2800ヶ所の需要量があるので、あお1300ヶ所は必要とされていました。
この数字に元気づけられたわけではないでしょうが、89年末まで、ゴルフ場計画は5~600ヶ所とされていたのに、年を越すと、1500~2000もの申請ラッシュが見込まれる過熱状態になったのです。
ゴルフ会員権が高騰し、投機目的の会員権需要が激増したためです。
