加速度がつく投資熱 その2
89年上期には、3000万円までの「安い」物件が全体の43.8%を占めていましたが、こうした物件はマイホーム断念派向きです。
同年の首都圏のマンション分譲価格が平均5411万円(東京都区部、8125万円)と比べると格安に思われ、結構売れるわけです。
89年にマンション・ブームは沖縄へも飛び火。
都市計画を持たない恩納村で、沖縄初の本格派マンションン154戸が発売されるやすぐさま売れたのです。
買ったのはほとんど東京の人でした。
マンションの建設ブームは恩納村でも地価上昇に結びつき、地価の平均上昇率は宅地で10.6%(前年1.9%)と県内最高でした。
地価水準はムーン・ビーチ周辺で坪90万円、一般国道沿い30万円と那覇市内なみになり、しかも周辺民家は日照等で被害をこうむるなど弊害も顕在化しつつあります。
また、新幹線通勤向けのリゾート・マンションも沼津市や高崎市や熊谷市など東京都心から100キロ圏で目立ちはじめました。